2009年3月  

8,24 アラカルト

2008年8月24日日曜日

閉会式入場チケット高騰、B席1枚45万円・A席1枚90万円!



2008年8月22日、北京五輪閉会式を目前に控えて、閉会式の入場チケットが高騰している。山東省済南市の「大衆日報」が伝えた。同紙記者が閉会式チケット購入希望者を装って、北京市内のオリンピックセンター周辺の路上に出没する「黄牛党(ダフ屋)」を取材したところ、原価 1500元(約2万2500円)のB席チケットが1枚3万元(約45万円)、原価3000元(約4万5000円)のA席チケットが1枚6万元(約90万 円)、2枚10万元(約150万円)で販売されていた。記者が「もっと安くならないか?」と聞いたとたんに、ダフ屋は「要らないならいいよ。欲しい人はたくさんいるから」とそっけない。ほかのダフ屋にも当たってみたが、やはりB席は3万元が最低価格で、もっとも離れたC席でさえ1万元(約15万円)という 価格だった。北京五輪に対する中国国民の関心は日を追うごとに高まっており、「閉会式をこの目で見たい」と思う人が一挙に増加。閉会式入場チケットを購入していなかった人々はダフ屋から高値で買い求めるしかないのが現状だ。ただ、ダフ屋のなかには「このチケットだって2万元(約30万円)以上払ってやっと手に 入れたもの。価格がこれ以上下がったら困る」と本音を漏らす者もいた。


ELEANOR:日本でもダフ屋はあちこちで見かけます。でもこれが社内例だと・・・、ある日、部長が佐藤君の席に来て「なあ。佐藤。今度の中国出張の件だけど、俺と替わってくれないか?」と部長。佐藤君も出張の準備をしていたし、「どうしてですか?私が行くのは駄目ですか?」と、切り返す佐藤君。「ここだけの話だぞ。飲み屋のアケミちゃんが北京オリンピックを見たいって言うから連れて行こうと思ってな~。」・・。そこで、佐藤君は「飛行機のチケットは私の名前で手配してありますがどうしましょう?」と、佐藤君。「いやいや、搭乗人変更手続きをしておいてよ、お金かかっていいからさ。あっ、それと、アケミちゃんの分もな。たのんだよ~」と、部長は言いたい事いって自分のデスクに戻りました。後日、部長の席に佐藤君が現れ、「部長、手配しておきました。日にちが無いので私が立替えておきましたよ。これは経理で清算するのですか?」「いやいや、それは私が払う、いくらだった?」「はい、変更手続きが5万円と、アケミちゃんのが11万円です」「うんうん、有難う佐藤君、君は会社の仕事はできないが、こういうのは出来るよな~~」と部長から16万を受け取った佐藤君。搭乗手続き変更は無料だったし、アケミちゃんのはビジネスシートでのお金を受け取ったので、合計8万円の利益を得ました。って事と同じです。




先輩たちがメダルを取り続けたのを止めてしまい、申し訳ない



23日の北京五輪シンクロナイズドスイミング・チームのフリールーティン(FR)。シンクロが正式種目に採用された1984年ロサンゼルス五輪以来、ほかの種目も含めて初めてメダルを逃した日本代表は沈うつな表情で厳しい結果を受け止めた。演技終了後、小林寛美選手(23)が水中で動けなくなり、ほかのメンバーに抱えられてプールサイドへ。意識はあったが、過呼吸のような症状で、ストレッチャーで運ばれた。中国の高得点で会場が沸き返った後、日本の8人が登場した。ブルーがベースの水着に、表には「龍」の白い文字。力強いリフトや足技をアピールしたが、シャープな中国の演技の後で精彩のなさは否めなかった。デュエットにも出場し、銅メダルを獲得した原田早穂選手(25)は演技後、「結果は申し訳ないが、精いっぱいの演技をしたことに胸を張りたい」と話した。主将でデュエットにも出場した鈴木絵美子選手(26)は「世界は一歩も二歩も上だった」と落胆。金子正子チームリーダー(64)に以前「ノミの心臓」と言われた。「勇気を持って臨めるよう、チームを引っ張ってきた」と振り返り、「アテネ以降、この日のためにやってきた。4年間の思いを詰めた宝物になる試合です」と話した。身長が高く手足も長いが、これまで出番が少なかった青木愛選手(23)は涙顔。「最高の演技をしたかった」と声を詰まらせた。金子リーダーは「気持ちの焦りが出た。切れも悪かった」と分析。小林選手については「極度の緊張で精根尽き果てたが、最後まで泳ぎきった。本人も驚いている」と説明した。一方、シンクロで初めてメダル(銅)に輝いた地元・中国チーム。かつて日本チームを指導した井村雅代ヘッドコーチ(58)は「選手が力を出しただけで満足。経験が必要と言われ、ここまで来た。(使命が)果たせてよかった」と話した。演技終了後、小林寛美が過呼吸のような症状を起こした事で他の選手らの助けを借りてプールから上がった後、医務室に運ばれたが、しばらく休んで体調は回復したという。「一番緊張する子。最後まで泳ぎ切ったところで精魂尽き果てたんだと思う」と金子チームリーダー。鈴木は「頭の中が真っ白で、どう声を掛けたか覚えていないが、ああいう状態でも泳ぎ切る練習はしていたし信じていた」と話した。



北朝鮮、腹持ちの良い「大豆麺」開発




在日朝鮮人が発行する「朝鮮新報(Chosun Sinbo)」の電子版は23日、この10年で最も深刻な食糧不足に直面している北朝鮮で、画期的な「大豆麺」が新たに考案されたと伝えた。同紙によると、北朝鮮教育省の研究機関が大豆とトウモロコシの粉を混ぜて麺を作ることに成功したという。北朝鮮では、大豆は主食として消費されておらず、豆腐やもやしが付け合わせとして食卓に乗る程度だ。この「大豆麺」は、北朝鮮で消費されている従来の麺と比較して、タンパク質が約2倍、脂質が5倍含まれており腹持ちが良いという。これまでの研究では、大豆にはでんぷんが少なく麺には向かないとされていたが、技術革新によって問題が解決されたという。製麺工場や企業、政府機関の従業員や職員に加え、主婦らも研究所を訪問して新開発された麺について学んでいるという。最近の調査によると、北朝鮮では人口の半分が食糧を探し回らなければならず、食べられる草や木の根をかじって飢えをしのいでいる人々もいるという。



体操女子で金メダルの中国選手、IOCが年齢調査を求める




国際オリンピック委員会(IOC)は22日、北京五輪・体操女子の団体総合で金メダルを獲得した中国選手の年齢に食い違いがあるとして、国際体操連盟(FIG)に調査を求めたことを明らかにした。選手の年齢が規定以下であることが判明すれば、団体総合のほか、金と銅を獲得した段違い平行棒などにも影響が出てくる可能性がある。中国の体操監督はAP通信に、段違い平行棒で優勝した何可欣選手の年齢を証明するため、21日にFIGに対して、同選手の古いパスポートや住民カード、現在の身分証明書などの文書を提出したと述べている。いずれの文書も中国の当局が発行したもので、年齢が規定以上であることを証明できるとしている。五輪の体操では、開催年に16歳以上であることが必要。しかし、中国の体操選手については、過去の報道と現在の年齢が食い違い、選手は現在14歳ではないかとの憶測が何度も流れ、中国側がこれを否定していた。


ELEANOR:これについては、不問とされるかもしれません。親が偽造したとか、姉妹のデーターだったとか、落ち着く先は結局不問で、可哀想なのは本人である事を理解して欲しい。と思っています



「カンフーサッカー」に相次ぐ国内バッシングに元文化部長が痛烈批判



8月22日、北京五輪で1次リーグ敗退を喫した男子サッカー中国代表チームに対して、自国サポーターがインターネット上で激しいバッシングを展開している件について、中国文化部の元部長で作家の王蒙(ワン・モン)氏は、「(こうしたバッシングは)文明的ではない」などと述べ、不快感を示した。同日付で大 手ポータルサイト「網易(NETEASE)」が伝えた。悪質なラフプレーで「カンフーサッカー」と揶揄されることも多い中国代表チーム。10日に行われた北京五輪男子サッカー1次リーグ・中国対ベルギー戦でも跳び蹴り、報復行為で2人の退場者を出すなど再び醜態をさらしたあげく、0対2で惨敗を喫した。自国開催の五輪だけに「決勝トーナメント進出」を目標に掲げていたが、3試合で1勝もできず引き分けによる勝ち点1で、1次リーグ敗退が決まった。あまりの不甲斐ない闘いに自国サポーターの間でも不満 が高まり、インターネットの掲示板では批判の声が相次いだ。こうしたエスカレートするバッシングに苦言を呈したのが王氏だ。代表チームに罵詈(ばり)雑言を浴びせ、楽しむ行為について「非常に不快。(バッシングは)浅はかで、文明的ではない」などと非難。「ほかの競技がメダルラッシュに沸くなかで、われわれは代表チームに良い結果を求めすぎた。(チー ムの勝利のために選手らは)力いっぱい闘った」と語った。さらに、「勝てば褒めそやし、負ければ叩くという行為は、オリンピック精神とかけ離れている」と 述べ、自国サポーターを痛烈に批判した。


ELEANOR:非難を批判する前に、非難される内容を真摯に受け止め、次回にはこのように思われない試合を作るように努力して欲しい。批判は非難されて批判する?



「トイレ守」一家住み込む北京の公衆トイレ



北京市が不衛生で知られる公衆トイレの汚名返上に躍起だ。五輪期間中は、利用者が1人出て行くごとにモップを手にした清掃員が掃除。住み込みの「トイレ守」も活躍している。トイレを改築し、利用マナー向上を呼びかけてきた同市では、閉幕が近づいても「最後まで気を抜くな」と清掃員を督励している。「監督官の巡回は1日に5~6回。市の環衛局幹部が来たこともある」。繁華街・王府井の公衆トイレ。清掃員の伍自春さん(35)が語る。開幕前は1日1~2回の巡回だった。「五輪開催中は特に汚れに注意するよう言われている」という。伍さんが担当するトイレの入り口の脇に3畳ほどの小部屋がある。室内に2段ベッドと冷蔵庫。お昼が近いため、床の上で炊飯器が蒸気を上げていた。「子どもは夏休みで遊びに来ているだけ。普段は夫と2人暮らしなの」。妻の張立珍さん(33)は、伍鵬君(7)の頭をなでた。仕事は、トイレ掃除と紙の補充。公衆トイレに住み込みで働いているのだ。安徽省で農業をしていた伍さんは、昨年この職を得た。給与は2人で2000元(約3万円)。大卒初任給より1000元少ないものの家賃や光熱費は ゼロで、成績次第でボーナスもある。「水を流さない人は減り、利用者のマナーも良くなった。仕事に満足している」。張さんは言う。旅行者は使用をためらうほど不衛生だった中国のトイレ。仕切りがなく、他の利用者と顔を合わせることから「ニーハオ・トイレ」とも呼ばれた。北京市がトイレ改革に乗り出したのは、五輪開催が決まった2001年から。改築、新築を重ねて、仕切りも当たり前となり、清掃員も大増員した。住み込み式は1700か所。格付けもあり、三つ星や四つ星などの認定証を掲げたトイレもある。評判は上がった。ボート女子のオランダ代表で銀メダルに輝いたエスター・ウオルケル選手(33)は「故宮の公衆トイレに行ったら思いの外きれい だった」。エチオピアのマラソンコーチ、ゼラレム・デスタさん(58)も「20年間で10回ほど北京に来たが、随分清潔になったと思う」と満足そうだ。もっとも昔ながらの平屋街「胡同」の裏通りには、今もニーハオ・トイレが残る。近くの飲食店従業員の女性(22)は「こんなの時代遅れ」と話す。 それでも家庭にトイレがない胡同では公衆トイレは生活の一部。近所の男性(44)は「子どもの時から利用しているし、何も気にならない」と話していた



踏切に青色照明を導入、飛び込み自殺防止に一役。



JR西日本大阪支社多発する飛び込み自殺などの踏切事故を防ぐため、JR西日本大阪支社(大阪市)が阪 和線と関西線の32踏切に青色発光ダイオード(LED)の照明灯を試験的に設置したところ、1年経過しても死亡事故がゼロとなっていたことが9日、分かった。専門家は「青色の光は人の精神を落ち着かせる効能があるとされ、自殺防止の観点からみても非常にユニーク」と全国の鉄道でも初の試みを評価している。青色の照明灯は2000年、イギリス北部の都市グラスゴー市で景観改善のために導入したところ、犯罪件数が激減。日本では防犯対策の街路灯として平成17年に奈良県で初めて導入。現在は広島、静岡、石川など全国の自治体に普及している。大阪支社は、青い光に「人の心理を冷静にさせる効果がある」ことに着目。踏切での人身事故の防止策として、18年12月から関西線の柏原-新今宮駅間の10踏切と、阪和線の杉本町-日根野駅間の22踏切に青色照明設備を試験導入した。32踏切で発生した飛び込み自殺などの死亡事故は過去4年間で年間4~9件にのぼったが、設置後はゼロだった。JR西日本は「要注意の踏切を中心に設置した。一定の成果が出れば、ほかの踏切を含めた本格的な導入も検討したい」としている。金沢工業大の谷明彦教授(都市計画)は「青色には鎮静作用があり、心が平穏になって本能的な衝動が抑える効能があることは学術的に証明されている。青色照 明灯は長期間にわたる研究成果がないため効能は明確にできないが、自殺抑止の一面があると推論される。鉄道員ならでは発想による非常にユニークな予防策 だ」と話している。



ネットカフェ難民に生活費、職業訓練条件に月15万円融資




厚生労働省は23日、「ネットカフェ難民」の就労を支援するため、公共職業訓練の受講を条件に、訓練中の住居・生活費として月15万円を融資する制度を2009年度に創設する方針を固めた。年収150万円以下の受講者は返済が免除されるため、実質的には給付となる。09年度予算の概算要求に関連予算1億円を盛り込む。ネットカフェ難民は住居がなく、定職にも就けずにいることで、低収入で不安定な生活を余儀なくされ、これが、就労を一層難しくするという悪循環に陥りやすい。厚労省の昨年の調査では、全国に約5400人いると推計されている。新制度では、雇用・能力開発機構の「技能者育成資金」を活用し、職業訓練受講者に月15万円を貸し付ける。訓練は座学と企業実習を組み合わせた「日本版 デュアルシステム」と呼ばれるもので、期間は3~6か月。収入が得にくい訓練期間中に住居・生活費を手当てすることで、受講を促し、訓練に専念してもらう 狙いがあり、厚労省では「住居と就労機会の両方を確保できる」と期待している。訓練を修了し、かつ、年収が150万円以下であれば返済は全額免除される。 対象は、ネットカフェなどで寝泊まりしながら日雇い派遣などで働く30歳代後半までの「住居喪失不安定就労者」を想定しており、厚労省では年間数百人が利用すると見込んでいる。

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